バイクに乗る際には、必ずヘルメットやグローブを装着するように言われますが、それだけでは安全に乗ることはできません。
交通事故に巻き込まれた場合、自分自身の安全だけでなく、事故の原因や状況を正確に把握することが重要です。
そのため、バイクにドライブレコーダー(ドラレコ)を取り付けることが必要不可欠です。
ドラレコがあれば、事故やトラブルに遭遇した場合、その状況を記録しておくことができます。
また、ドラレコ映像は証拠としても使えるため、自分の正当性を主張するためにも役立ちます。
この記事では、バイクにドラレコを取り付けることの重要性と、取り付け方について解説していきます。

なぜバイクにドラレコを付けるべきなのか?
バイクにドライブレコーダーを取り付ける理由は、安全確保と事故の証拠を残すことです。
バイクに乗る際には、常に安全確保が最優先であるべきです。
しかし、事故は常に予測不可能なものであり、万が一のために証拠を残すことが重要です。ドライブレコーダーを取り付けることで、事故発生時における証拠収集が可能になります。
事故やトラブルの状況を正確に把握できる

バイクにドラレコを取り付けることで、万が一、事故やトラブルに遭遇した場合、その状況を正確に把握することができます。
ドラレコには前方だけでなく、後方や周囲の状況を撮影できるものもあり、自分が気づかなかった後方からの車両や、突然飛び出してきた人や動物など、事故やトラブルの原因になる可能性のあるものも記録されます。
ドラレコ映像は証拠として使えるため、自分の正当性を主張するためにも役立ちます。
自己防衛のためにも重要
バイクに乗る際には、身体を守るための装備品が必要ですが、ドラレコは自己防衛のためにも重要です。
他の車両が自分に対して危険な運転をしてきた場合や、事故を起こした際には、自分自身の安全を守るためにもドラレコ映像が必要です。
また、事故やトラブルに遭遇した場合には、ドラレコ映像が証拠となり、保険会社や警察などに提出することで、自分自身を守ることができます。
運転技術の向上にも繋がる
ドラレコ映像を見返すことで、自分自身の運転技術の向上にも繋がります。
自分がどのような運転ミスをしていたのかを確認し、改善することで、今後同様のミスを犯さないようにすることができます。

事故に巻き込まれたときの体験談
私が運転していたバイクに乗用車が追突してきたことがありました。
私自身が事故直前の状況を鮮明には覚えていなかったため、自分が悪いと思われる可能性もありました。
しかし、私のバイクにはミツバ製のドライブレコーダーを取り付けていたため、事故発生時の映像を証拠として警察側と保険会社側に提出することができました。

結果的に、相手方が全過失を認め、私は賠償金を受け取ることができました。
このような事故に遭って改めて、ドライブレコーダーは、万が一の事故に備えるための最低限の手段と考えさせられました。
このように、ドライブレコーダーは、自分自身や他の人の安全を守るために非常に有用なものですので、バイクをこれから購入している方や今乗っている現役ライダーも取り付けを強くおすすめしたいです。
バイクにドラレコを取り付ける方法
ここでは、ドラレコをバイクに取り付けるためのステップを紹介していきたいと思います。
ドラレコ本体の選定
まずは、自分のバイクに取り付けるドラレコ本体を選びます。バイク用のドラレコも販売されているため、そちらを選ぶことがおすすめです。
また、撮影範囲や解像度、記録時間など、自分のニーズに合わせたものを選ぶようにしましょう。
取り付け場所の選定
ドラレコ本体を取り付ける場所は、前方に向ける場合はハンドル周りやステム、後方に向ける場合はテールカウル周りなどが一般的です。
取り付け場所を決める際には、ドラレコの撮影範囲や自分の視野を考慮して、見やすい場所に取り付けるようにしましょう。

取り付け方法の確認
ドラレコの取り付け方法は、メーカーによって異なる場合があります。取り付け方法を確認し、取り付けに必要な工具や部品を用意しましょう。
また、バッテリーの消耗を防ぐために、点火スイッチに接続して電源をオン/オフするタイプのものもありますので、自分のドラレコがどのように電源を供給するかも確認しましょう。
取り付け作業
ドラレコ本体を取り付ける場所に、付属の取り付け部品や市販のパーツを使って、取り付け作業を行います。
取り付け作業は、バイクのハンドルやフレームなど、取り付け場所によって異なるため、取り付け方法をよく確認して作業しましょう。
設定の確認
取り付けが完了したら、ドラレコの設定を行いましょう。
設定方法は、メーカーによって異なる場合がありますが、基本的には、撮影範囲の設定や解像度、記録時間などを設定する必要があります。
まとめ

バイクにドライブレコーダーを取り付けることで、事故やトラブルの状況を正確に把握できるだけでなく、自己防衛のためにも重要です。
また、日々録画映像を見返すことで運転技術の向上にも繋がります。ドラレコの取り付けには、選定から取り付け方法、設定までを確認する必要がありますが、しっかりと準備をして取り付け作業を行いましょう。
しかし、ドラレコがあっても正しい使い方をしなければ意味がありません。
取り付け後は、定期的に動作確認を行い、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。
また、録画された映像は、事故やトラブルが発生した場合に役立つために、定期的にバックアップを取るようにしましょう。
以上のように、バイクにドライブレコーダーを取り付けることは、安全運転や自己防衛のために重要なことです。
しっかりと準備をして、正しく取り付けることで、安全かつ快適なバイクライフを送りましょう。
